サブン新商品を企画し、販売開始したものの「全然売れなかった」という声をよく耳にします。
実際に私もクライアント様から相談を受け、データを分析したり競合リサーチを行う中で、このようなケースに何度も遭遇しました。
「うちの商品は売れない」「去年試したけど全然ダメだった」
こうしたお話を伺うたびに思うのが、そもそもその商品は**お客様に見られていたのか？**ということです。
今回は、「商品が売れない」という課題を抱える方に向けて、まず確認すべきポイントをお伝えします。
1. そもそもアクセスされていますか？
商品が売れない原因のひとつに「アクセスが不足している」ことが挙げられます。
どんなに魅力的な商品でも、そもそもお客様に見られていなければ購入されることはありません。
たとえば：
- 商品ページのアクセス数が極端に少ない。
- 検索結果の表示順位が低い。
- サイト内での誘導が不十分。
まずは商品ページのアクセスデータを確認し、どれくらいのお客様がその商品を見ているかを把握しましょう。
2. アクセス数を増やす方法を考える
商品が見られていない場合、アクセス数を増やす施策を検討する必要があります。
以下は効果的な方法の一例です：
① 商品タイトルや説明文の見直し
楽天市場やAmazonなどのモールでは、検索キーワードが重要です。
- 商品名にお客様が検索しそうなキーワードを入れる。
- 季節や用途に合わせた言葉を追加する。
② 広告の活用
発売直後の商品は、検索結果での表示順位が低いことがあります。
RPP広告やGoogle広告を活用し、商品ページへのアクセスを増やすことで、お客様に認知してもらう機会を作りましょう。
③ キャンペーンの実施
割引クーポンやポイント倍増キャンペーンを利用することで、商品ページへのアクセスが増加します。
特に新商品は、初回購入のハードルを下げるための施策が効果的です。
3. アクセス数だけでなく転換率もチェック
アクセス数を増やすことは大切ですが、ページを見たお客様が購入に至らない場合もあります。
ここでは、転換率（CVR：コンバージョン率）を確認することが重要です。
たとえば：
- 商品ページの画像や説明が魅力的か？
- レビューや口コミが信頼感を与える内容か？
- 購入ボタンまでの導線がわかりやすいか？
転換率が低い場合は、商品ページの改善が必要です。
4. 競合と比較してみる
売れていない商品について、競合店の商品と比較してみましょう。
たとえば：
- 商品の価格設定は適正か？
- 写真や説明文に見劣りはないか？
- キャンペーンや特典で差をつけられていないか？
競合商品との違いを明確にすることで、自店の商品をより魅力的に見せることができます。
5. 売れるまでの流れを見直す
商品が売れるまでには、お客様が商品を知る→興味を持つ→購入するというステップを踏みます。
その中で、どのステップに問題があるのかを振り返りましょう。
たとえば：
- 商品を知る段階で問題がある場合：広告やSNSでの認知拡大が必要。
- 興味を持つ段階で問題がある場合：ページのデザインやコピーの改善が必要。
- 購入する段階で問題がある場合：価格設定や特典の見直しが必要。
まとめ
商品が売れない原因はさまざまですが、まず確認すべきなのは「お客様に見られているかどうか」です。
アクセス数を増やし、商品ページを改善し、競合との差別化を図ることで、商品の魅力を最大限に引き出しましょう。
私たち株式会社SABUNでは、ハンズオンコンサルタントとして、データ分析から商品ページ改善、広告運用まで、EC運営に必要なサポートを提供しています。
「この商品が売れない」とお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください！
仕事の依頼までは必要ないけど、ちょっと意見を聞きたい。
楽天・Amazon・Yahooの広告に関する悩み。
モール施策の立案など日々の運営でお困りの事がありましたらいつでもご相談ください！
コメント